非合成
続 記録と記憶と印象と..
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5月14日は中将姫の命日。
中将姫は當麻曼陀羅を織り上げた後、29歳で生身のまま極楽浄土へ往生されました
その様相をそのまま現したものが練供養です
当日は長い掛け橋(来迎橋)が渡され、極楽浄土から二十五菩薩に扮した人たちが娑婆堂に進み
中将姫を蓮台に乗せて浄土へ導く、来迎引接のさまを演劇的にあらわした古い宗教行事です
(葛城市HPより)
式の当日、菩薩面、菩薩装束の管理をしている護念院では
実際に使用される菩薩面が拝見出来ます
5月某日、14日の聖衆来迎練供養会式に向け、 菩薩講の皆様方の菩薩装束の着付け
菩薩面の着脱の研修、所作の練習を御縁あって今年も拝見させて頂きました
*研修会は非公開行事になりますのでご留意下さい
三斗三升三合の味噌でワカメ汁を作り参詣者に汁をかけ厄除を作法とする
前日の午前から藁で蛇の頭を組み当日早朝から蛇の胴を作りあげる。
汁掛作法が終ると御神体を先頭に善男善女が村中の一軒一軒蛇綱をひき廻り家々の邪気を払い、病除を祈願していく
こうして巡行が終ると神社の蛇塚に蛇綱をトグロに巻納め、行事が終了し、御神体を次番の頭屋に送られ祭がおわる
*地区内には160軒ほどあり、当屋は14軒。2つの当屋(とや)が祭事にあたり、7年に1度、順番が来るそうです。 祭事には100〜200万ほどかかり、これはすべて2つの当屋もちだそうです
由来 神社社記によると、彦八井命の後胤・茨田の長者が河内の国よりこの地に住んでいた。そこに一人の娘がいた。
その頃茅原郷から葛城山に修行に日参する役の行者小角という人が居たが修行の往復に村の筋街道を通るのが常であった。
いつしかその娘の恋の的になったが、行者は、修行一途で応じることが無く
娘は、女の一念から悪息をはきながら行者を呑み込もうと村の森の中にある「穴」にかくれた。
五月五日の田植え時で村人が野良へ弁当をもって通りかかると、大蛇が火を吹いていた。
驚いて持っていた味噌汁を大蛇にぶっかけて逃げ帰った。
村人がきて見ると、大蛇が井戸の中に入ったので巨石で口をふさいだ。
その後娘の供養にと汁掛祭と蛇綱ひきが行われている。〜蛇穴区野口神社祭典委員会〜
5月14日の聖衆来迎練供養会式に先立ち、 檀家の方々を始め、菩薩講の皆様が参集され
今年の菩薩役の配役を決める抽選、その後
観音菩薩、勢至菩薩、普賢菩薩役のお三人による練り初めが勤められます
*練り初めは非公開行事になりますのでご留意下さい
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