旧暦1月20日に行われていた正月行事であり
弓矢で悪霊をうちすくめ、村人の無災とその年の安泰を祈り
華鎮「はなしずめ」の名の如く、天候が荒れることなく五穀豊穣を願う神事
八阪神社は村屋坐弥冨都比売神社の郷社であり、神主は村屋神社の宮司が務め
修祓、祝詞奏上、玉串奉奠、結鎮祭文(けいちんさいもん、寛政5年・1793年)を読み上げ
その後、白梅の弓に女竹の矢をつがえ、東・西・南・北・天・地の順に射る所作をし、
最後に「五人組」と呼ばれるその年の講(阪手北明神講)の当番が本物の弓矢を
各自初回は5本、2回目は3本、3回目は1本ずつ直径1mほどの的をめがけて射、邪気を祓います